施工管理の求人は都心の方が多種多様

オーケストラの演奏が行われているホールに今いるとしましょう。ステージ上で繰り広げられる演奏、あなたはどこに視線を向けますか。さまざまに楽器を奏でる演奏家たちが居並ぶ中で、ステージ中央で存在感を示しているのが指揮者です。この指揮者がいてこそ、オーケストラの演奏が成立します。そして、建設業界にもいわゆる指揮者がいます。それが、施工管理という仕事です。さまざまな“職人さん”たちがそれぞれの持ち場で各自の力を発揮する現場において、施工管理者は工事全体を把握し計画通りに進むように業務に当たります。施工管理者なくしては、建設業の現場は成立ないといっても過言ではありません。そして、建設業全体で人手不足の状態が依然として続く中、施工管理の職種は「売り手市場」といえます。人材の争奪が激しさを増す中で、好待遇の求人も目立つようになっています。

現場監督として大切なリーダーシップとコミュニケーション能力

施工管理の仕事については、「施工管理技士」という国家資格があります。建設機械・土木・造園・建築・電気工事・管工事と6つの専門分野に別れ、それぞれ1級と2級の区分があります。つまり、建設工事のみならず、住宅建築や下水道工事、緑化工事などにおいても施工管理業務は重要といえます。施工管理の仕事は、いわゆる現場監督の役割も担います。よって、現場で直接作業を行うことはなく、常に的確な指示を出して安全確認や進捗状況の管理などが職務となります。また、さまざまな業者との打ち合わせや施工計画の書類作成などのデスクワークもあります。そのため、責任感をともなうリーダーシップと高いコミュニケーション能力が大切になります。施工管理の求人では、資格を備え実績がある施工管理経験者の需要が高くなっています。

五輪特需で建設ラッシュ続く、「ものづくり」が大きなやりがい

最近の建設業界の大きなトピックは、なんといっても2020年開催の東京オリンピックです。これに合わせて、東京都内を中心に建設ラッシュが続いています。そのため、大手ゼネコンから中小の工務店まで施工管理担当者の不足は解消されない状況です。各社とも求人においては、経験者や資格保有者の採用を優先する一方、未経験者であってもチャレンジ精神が強く意欲おう盛な人に対しては適性をみて施工管理の仕事の門戸を開いています。改めてですが、建設業の魅力は「ものづくり」に携われることです。何もない状態のところから、超高層マンションや商業ビルといった大きな建築物が目に見えて出来上がっていく様は、施工管理を預かる者にとっては大きな喜びといえるのではないでしょうか。また、職人気質の技術者たちと日々仕事を続けていく中で育まれる連帯感やチームワークといったものも施工管理の仕事のやりがいといえます。